top of page
執筆者の写真おちや

許されない行為

・・・みさき道。


脇岬の観音寺まで通じる道で,江戸時代の長崎南部の主要道として多くの人が往来に使ったと思われます。


今回,二本松から上戸町にかけて存在する標石を尋ねました(『長崎の史跡(南部編)』の「81御崎道」に紹介されています)。


標石に関してはたくさんの方が報告しているのでいろんなサイトで見ることができます。

詳細を知りたい方はそちらをご覧になってください。


私も初めて見させていただきましたが,標石の頭に赤のコノエにコンクリートピン,そして赤のラッカースプレーが・・・。


私は文化財は大切にすべきと考えていますので,これを見た瞬間に憎悪がわいてきました。


こんな山中でこのような行為をする輩は測量関係と思います。


本当に許せない行為。


文化財の知識がなくても「これはまずい!」という意識は義務教育を受けたものならわかるはず。ものの善悪をしっかりと判断しなければいけません。


敢えて言います。このように先輩方の遺してきた遺産を傷つける輩は“愚かな人間”だと。


怒りが収まりません・・・。


戸町峠にある標石です。木の影響でやや傾いています。


標石の頭部に赤のコノエにコンクリートピン,そして赤のラッカースプレー。文化財の知識がなくとも世間一般的にこのような行為は絶対にないです。測量の地点確保のためなら地元の遺産の平気で使うという考え。絶対に許されることではないです。今後,現行犯で見つけたら説教します!

閲覧数:40回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page